豆きんとき日記

日々の思いついたことを書いています

般若心経の解説本読んでみた

般若心経まとめ

最近、般若心経の解説本(佐々木閑先生の著書)を読んでみたので

自分用に整理、用語など記録してます。

日本でダントツに人気があるお経だそうですね。

 

観自在菩薩(かんじざいぼさつ)

行深般若波羅蜜多時(ぎょうじんはんにゃはらみったじ)

照見五蘊皆空(しょうけんごうんかいくう)

度一切苦厄(どいっさいくやく)

 

『訳』

聖なる観自在菩薩が

深遠な般若波羅蜜多(智慧の完成)の行を行じながら観察なさった

五蘊があり、そしてそれらの本質が空であると見たのである

そして一切の苦しみや厄いを超えたのである※

※最後の一行は漢訳にはあるがサンスクリット本、チベット本にもないそう

 

◉ 観自在菩薩は「観音様」

般若波羅蜜多とは「六波羅蜜多」と呼ばれる六種類の仏道修行のうち

最も重要な「智慧の修行」を極めることによって得られる「完璧な※智慧の体得」

智慧とは知識や教養ではなく、ものごとを正しくとらえる力のこと

六波羅蜜多とは(大乗仏教において菩薩に課せられた六種類の実践徳目)

布施波羅蜜多

持戒波羅蜜多

忍辱波羅蜜多

精進波羅蜜多

禅定波羅蜜多

智慧波羅蜜多

波羅蜜(彼岸に到ること、悟りを得ること)

 

観音様が修行しながら気がついたのは

五蘊は錯覚だったったと。

錯覚だからこの世の苦しみから解放されたと。

 

 

ここまでで思ったことだけど、この世が仮だっていわれても

苦しみや憂いはリアルに自分に襲いかかってくるし

苦しみの真只中にいる人に、それ錯覚だからっていっても響かない気がするなあ。